ダブルバレルは、話の内容を一切解析しない卓上AI装置「なるほど相槌AIライフEX Plus 360」を発表します。会議・プレゼン・懇親会のあらゆる場面で、状況を問わず同一の相槌を返し続けます。
製品概要
「なるほど相槌AIライフEX Plus 360」は、「いい質問ですね」「なるほど」「勉強になります」の3フレーズを状況に関わらず発話し続ける卓上装置です。音声認識・内容解析の機能は持ちません。電源を入れて場に置くだけで動作します。
提供する体験
参加しているという空気を、思考コストゼロで生成します。沈黙・怒号・乾杯・退室、どの状況でも同じ相槌が返ってくることで、場の理不尽さが可視化されます。笑いと、どこか納得してしまう感覚が同時に起きることを想定しています。
使用方法
会議室・宴席・自席など、人が集まる場所に卓上設置します。電源を入れると、一定間隔で相槌フレーズが流れます。音量調整機能を搭載しており、場の規模に応じて調整可能です。
仕様
想定希望小売価格: 3,980,000円(税込)
・収録語彙 3語のみ
・相槌間隔 2.4秒〜46分のランダム
・話者識別精度 0%(全員に同じ敬意)
・バッテリー持続 720時間、内容理解時間 0秒
・拍手音量 最大96dB、場の空気は読まない
開発秘話
弊社の社員が社内説明会で内容をほとんど聞いていなかったにもかかわらず、反射的に『なるほど』『勉強になります』を繰り返したところ、終了後に最も前向きだった人として扱われた。その後、本人が発言ログを確認すると実質3語しか使っていなかったため、気遣いの外形だけを残した装置として開発された。
試験協力者の声
「会議が薄くなる」 部下の代わりに置かれていたが、誰が何を言っても『なるほど』だけ返すので、途中から本当に参加者がいるのか分からなくなった。議論は深まらない。ただ、普段の会議で人間が発している相槌も大差ないのではと気づいてしまい、装置のほうがまだ正直に見える。
「飲み会で怖い」 飲み会に持って行ったら、失恋話にも愚痴にも料理の説明にも『勉強になります』と返し続けた。相手が少し黙る。失礼だが、気遣い風の空っぽな言葉だけで場がどれだけ持つのか実験できる。人間の会話の緩衝材だけを抽出したような嫌な存在感がある。
「自分より評価された」 オンライン会議で横に置いたら、上司が『反応がいい』と言っていた。こちらは資料を読んでいたのに、3語しか言わない機械のほうが感じがいい扱いになった。腹は立つが、余計な意見を言わない相槌だけが求められている場面には、かなり残酷に合っている。
広報から
この商品は、実用性の説明より先に「これは何だ」という反応を引き出すことを目的としています。笑って終わらせることも、真顔で机に置くことも、どちらも正しい使い方です。会議の意味を問い続けてきた人や、その理不尽を誰かと共有したい人に向けて、広報展開を組んでいきます。過剰な機能説明は行いません。
企業広報責任者 白峰ミツキ